一十八日

南会津の森の香りを味わうアロマテイスティング

町の歴史や文化に触れながら歩いたあと、次に訪れるのが一十八日(じゅうはちにち)です。
南会津の森の植物から香りを生み出している、小さな精油の工房です。

一十八日は、2014年に南会津で生まれた香りのブランドです。
森に自生する植物や、地域で育てられた植物を原料に、日本の自然の香りを届けることを目指して活動しています。

南会津の山には、クロモジ、杉、ニオイコブシなど、香り豊かな植物が数多く育っています。
一十八日では、こうした植物を丁寧に蒸留し、精油を作っています。

精油は、水蒸気蒸留という方法で抽出されます。
植物を蒸気で蒸し、その蒸気を冷やして香りの成分を取り出す方法です。
ほんのわずかな量しか採れない、植物の香りのエッセンスです。

南会津の森から生まれる香りは、すっきりとした清々しさや、落ち着くような深みが特徴です。
森の空気をそのまま持ち帰ったような香り、と感じる人もいます。

ここでは、そんな南会津の植物から生まれた精油を、テイスティング形式で体験していただきます。
クロモジや杉など、いくつかの香りを実際に試しながら、それぞれの植物が持つ個性の違いを感じてみてください。

同じ森に育つ植物でも、香りはそれぞれまったく異なります。
すっきりとした香り、甘さを感じる香り、少しスパイシーな香り。
ゆっくりと香りを比べてみると、森の多様さを感じることができます。

森を歩き、町を歩き、歴史に触れたあとに出会う香り。
それは、この土地をもう一度感じるような時間になるかもしれません。

南会津の森が育てた香りを、ゆっくりとお楽しみください。

香りを楽しんだあとは、最後の目的地へ向かいます。
田島の町をゆっくり歩きながら、「きとね」へ向かいましょう。

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